(ぶらり#003)

岡崎市・道根往還(1)

調査年月日:2006.03.20  天候:晴れ

【道根往還について】

道根往還は、現在の東公園入口付近にあった「欠の三本木」の東から鍛埜町にあった「鍛冶屋の五本松・馬頭観音」に至るまでの古道です。山の高所・尾根(ドウネ)を通る道であったためこうした名称で呼ばれたものと考えられています。

鍛冶屋より先は東三河や山間地域に通じるため、歴史的・経済的に重要な道路で、かなり古くから存在したものと想像されます。

鎌倉時代においては足利氏の額田郡支配に、戦国時代には奥平勢の岡崎攻撃におけるルートとして重要な役割を果たしました。

明治時代までは人馬の道として、主に炭・米・日用品の運搬に盛んに利用され、一日に百頭程の馬が往来しました。沿道には茶店が二軒あったことが知られています。

明治25年に乙川沿いに県道ができて以後、馬の往来は次第に減りましたが、人の往来は昭和10年頃まで絶えませんでした。現在でも当時の面影をその道筋でたどることができます。

新編「岡崎市史」より


東公園駐車場に車を置いて、愛知病院の方向に歩くとこの案内図があります。

参考に、あまり体力の無い中年男性の歩いた所要時間を表示します。

スタート:00分

舗装道路を、東に進みます。

東名高速道路の上を通ります「権現橋」

路肩に道標があります。

ズバリ「道根往還橋」

道根往還橋から西を臨む

道根往還橋の手前左手に「国治天文台」があります、望遠鏡のドームは見えますが今も、観測しているのでしょうか?

道根往還橋まで:約13分

左手に池が見える三叉路を右に進む

この三叉路まで:17分

ここから未舗装路になります、自動車が通れるほどの道幅があります。

ドコモの中継アンテナが現れてきました、ここまでは自動車が入ってこられるようです。

中継アンテナまで:約22分

高隆寺への分岐点は左に進む

この分岐点まで:約27分

落ち葉の敷き詰められた切り通し。

これは何かな?

ここまで:約32分

尾根道

左手に「小呂湿地」の標識がありますが、こちらには行きません。

ここまで:約39分

「南無阿弥陀仏石碑」

ここまで:約40分

一般廃棄物中間処理施設の建設工事が始まっています、道根往還のすぐ隣です。

環境は守られるのかな?

三叉路は右に進みます

ここまで:約59分

少し下ると、「やすらぎ公園」の手前に出ます。

今回は、ここがゴール:約65分

ここから中央総合公園を経て、東公園まで舗装道路を歩いて帰りましたが、往路と同じ時間が必要でした。

道根往還を往復した方がいい感じです!

この続きはいつになるかわかりません。

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